工事現場で発生する悪臭対策として生まれたバイオブレンド技術
工事現場では様々な困難が発生いたします。仮設トイレで発生する臭気も作業員を悩ませる大きな要因でした。大げさな話ではなく「トイレに行きたくない」という心理状態が生み出す悪循環は、
とても無視できないほどの大きな影響を健康と作業効率に与えていました。
弊社のバイオ技術はこの悪臭を取り除くために、様々なバイオ素材をブレンドすることにより生まれた技術です。
生分解(バイオ)による脱臭・消臭
トラストクリーンバイオの消臭技術は、一般的な吸着方式やマスキング方式ではなく生分解方式によって行われます。これは、微生物の生態活動を利用し、悪臭物質や悪臭成分を取り込みまたはエネルギーに変換する床により臭いの元となる物質を分解するものです。
これにより、理論上では他の方式では不可能な完全な消臭を期待することが出来ます。
また、安全性試験においては下記の結果を得ており、人体への影響は軽微だと言えます。
・皮膚一次刺激性試験において「無刺激性」の範疇に入るとの試験結果を得ております。
・急性経口毒性試験において「観察期間終了時の剖検では、すべての試験動物に異常は見られなかった」
との試験結果を得ております。
・ 皮膚一次刺激性試験報告書
・ 急性経口毒性試験報告書
生分解(バイオ)を用いた池、堀の水質浄化
溜池や、お堀など水流の少ない水場では藻類の繁殖が問題となっているケースがあります。これは、芝などの肥料を(窒素分やリン酸)を餌とする藻類が発生し、これを餌とする生物の糞、死骸に起因する有機物が腐敗臭を発生させ、更にその有機物を餌とする藻類が発生するという悪循環が主要因です。
この悪循環を化学物質を使用することなく改善することが可能です。 この方法は、一般的な工場排水等の処理で利用されるエアレーションのような大規模な設備投資の必要が無いため、比較的小規模な水場でも経済的に対策を行うとこが出来ます。
導入試験①
お客様のからご依頼を頂き堀状の溜池の水質改善試験を行ったところ、1週間で下記のような変化がありました。
1日目 4日目 7日目
導入試験②タイ国都市部にてトラストクリーンオを用いて溜池の水質改善試験を行いました。